協会について
沿革
小淵沢地区の文化活動は幕末の頃の俳句に始まり、組織的な活動としては明治中頃から青年会活動の読書活動に始まりました。文化協会設立以前の文化活動は、俳句、短歌、演劇などを中心に農村生活の中でそれぞれの多様な活動があり、形を変えながら文化の伏流水として脈々と流れ、豊かな文化的土壌が培い育てられてきました。戦後期には、社会が安定し人々が豊かさと文化を求め、平和の願いも加えて各種のグループ活動も盛んに行われるようになり、音楽、舞踊、短歌、コーラス等の会が次々に誕生しました。
昭和三十七年五月、これらの活動をなお一層発展助長させるため、統一した連絡協議会設立の声が高まり、各グループ代表の参加を願い、小淵沢町文化協会の設立の運びとなりました。発足当時は文学部、写真部、美術部、舞踊部、手芸部、華道部の六部で組織され、翌昭和三十八年には第一回小淵沢町文化祭を実施しました。
平成十八年三月には小淵沢町が北杜市に編入合併し、現在の北杜市小淵沢地区文化協会として活動を継続しています。